こんにちは、としこです。
片付けにまったく興味のないわたしが、いかに考え方を変えていったかを書きたいと思います。
50代になり、いつの間にか人生も後半戦。
これまでの人生を振り返り、自分の理想通りに進んだことなんて殆どないな、と感じています。
生活もしかり。
貧しいわけでもなく(もちろん金持ちではありません)、日々普通に生活できるだけの仕事も蓄えもそこそこあります。でも何かこう、すべてが中途半端な感じがして心からの満足感が得られないのです。
それは部屋の中のあふれたモノを見ればわかります。
あふれるモノが、これまでの自分を物語っていました。
人生後半戦、これまでの自分をリセットするには、中途半端な自分とオサラバするしかなかろう!!
というわけで、断捨離(片付け)をすることにしたのです。
片付け、断捨離、ミニマリスト 全く興味がなかった
まあまあ前から断捨離や片付けで人生を変える!みたいなことが流行ってきたように思います。
ときめく片付けなどが流行った当時は、住む世界が全く違う人たちのことと思い、興味関心を示していません。
極めつけはミニマリストに対しての偏見もあり(いまは払拭しています)、片付けとか断捨離といった言葉に若干アレルギー気味にもなっておりました。
ミニマリストへの偏見はただの理解不足
今でこそ、ミニマリストは自分が本当に必要なものだけを最小限持っている人・あるいはそういう考え方を持つ人だ、という理解を持てるようになりました。
ですが、この考えに至るまで、わたしのミニマリストの皆様への認知はかなりゆがんでおりまして、
というものでございました。
何故こういう考えに至ったかというと、テレビなどでミニマリストの皆様が、びっくりするくらい何もない部屋で生活している様子を見たためです。
それを見て、モノがないと不安になるわたしは即「無理っ!!!!!!!」と思考停止。
理解しようとせず、見たままの印象そのままに、間違った認識を持ってしまったのでした。
今の部屋は本質に気付いていない自分そのもの
わたしはいま自分が住んでいる部屋が好きではありません。(賃貸アパートなので、敢えて部屋と書きます。建物自体もボロッボロなのですが、それはいつか書きたいと思っています。)
理想のものと程遠いからです。
では、理想の部屋とは?と考えると、今から15年以上前、夫の知人のイタリア人のそれを思い浮かべます。
3DKくらいの大きさですが、ちゃんと片付いているうえにゲストルームもあり、とにかくおしゃれ。
決して広い家ではないのですが、手入れが行き届いていて、ごちゃごちゃしてなくてシンプル。
こんな家に住みたい!!!と、IKEAでそれっぽい家具と買って組み立てたりしました。
ですが、うまくいかないのです。
理由は簡単、モノが多いから。
当時は気付いていませんでしたが、今ならわかります。
いるのかいらないのかわからない中途半端なものを、「使えるかもしれないから」「ねんのため」と取っていました。
スペースの大半をそういうものが埋め尽くしているのに、シンプルも何もあったものではないですよね。
中途半端にとってあるものが大量にある、という事実を見てみぬふりをして、今の現状に文句ばかり言う日々をずっと過ごしていたのです。
本質が見えず、現状を変えることをせず、文句ばかりを言い、新しい「何か」に縋る。(=モノだけではなく思考ノイズも増えていきます)
そりゃあ、何もかもが中途半端でうまくいくわけもありません。
片付けるとすっきりするのはわかる、でも、、。
現状も汚部屋というわけではなく、単純にモノが多くしかるべき場所に収納できない問題があります。
ときどき服や靴、不要と思しき紙類などは捨ててはいました。それでも追いつかないくらい、細かいものがたくさんあるのです。
選択基準がはっきりしておらず、なんとなく捨てて満足していました。
買い物下手でもあり、処分下手でもあるなと感じます。
片付けするとすっきりはします、でも、その場しのぎで根本的な解決にはなってない、もっと思い切って捨てることが必要なのでは、とうっすら思うことはありました。
それでも面倒くささが勝ち何もせず、いつしかほんの少し空いた空間には、また別のモノが入ってくるという悪循環になっていました。
ささいなきっかけで捨て活スタート
そんなすべてが中途半端な自分が思い切って捨て活をはじめたきっかけは、ささいなものでした。
たまたま見た動画か何かで「空間をあけないとお金や幸運は入ってこない」といった内容のものがありました。
スピリチュアル系などは基本興味がないので、その手のものは基本スルーするのですが、そのときはたまたま見てみようかな、と思ったのです。
その方は、不用品を徹底的に処分したとお話していました。
ちょうど、モノにあふれた現状にうんざりしていたこともあり、素直に行動に移し、捨て活スタート。
捨てる中で、考え方を変えることや基準を持つことなど、単なる不用品を捨てるだけではない、深いことがわかってきたように思います。
まずは決意表明です。
捨てたものや捨てるときの考え方、今後の買い物の仕方、めざしたい生活(ゴール)などを記録していきます。